すでに海外や外資の会社で働いていらしゃる方。
今の会社の現状に満足していますか?
満足はしていないけど、海外でやっと見つけた仕事。海外での転職はリスキーすぎる。。だから現状維持のままの方。
でも、将来の不満を抱えたまま、 結果をだせなければ給料も上がらず、解雇になってしまう可能性もあります。
なかなか踏ん切りがつかない方も、たくさんいらしゃるでしょう。
私の場合、日系企業の海外オフィイスから現地の会社へ。その後10社以上の、海外での転職を繰り返しました。
そんな、私の場合の体験談が、参考になれば幸いです。
環境を変えていくことが一番のキャリアアップ
私は、海外で、すでに10社以上転職しています。
言葉の不自由な移民、つまり外国人だったことが一番の理由です。
能力がどうとか、お給料がどうとかいうよりもなにも、転職して環境を変えていくことが一番のキャリアアップの近道だったからです。
決して、物事が続かないという性格では、ありません。
リストラだったり、身心共に当時の現状に限界が来たり、新しい仕事のオファーを頂いたり、理由はその時どき、様々です。
同じポジションに5年以上は停滞。
日本では、同じ会社に勤続数十年というのが、まだまだ美徳とされるのかもしれません。
が、相反して、こちら北米では、同じポジションに5年以上いたら、能力が低いとみなされる。。なんて見解もあるぐらいです。
海外での転職は当たり前。
履歴書に同じポジションが5年以上記載されている場合、何をしていたんだろうなってことを思われることもあります。
私の現在、お勤めする会社には、勤続41年を最近迎えた女性の同僚がいます。
19歳から、お勤めをはじめて、現在60歳のベテランです。
今時の北米では、かなり珍しいケースでしょう。
月に一社は面接
私の最初の海外でのお勤めは、日本の某大手日系商社の現地オフィイスでした。
まず、この日経の会社にいるときに、転職か 残るか。なかなか決心が付きませんでした。
上司は日本人。本社も日本。もちろん、物事は、良くも悪くも、日本式に進んでいく職場に、日本人の私は、会社にいることに、違和感を疎外感を感じることはありませんし、これからもなかったでしょう。
”もしこの日経の会社をやめたとして、自分にはこれといった資格も無い、英語もネイティブスピーカーにはほぼ遠い。。。新しい職場で、差別はないのだろうか”
転職は不安だという気持ちが強く、そのまま働き続ければ、それなりに居心地のいいこの会社をやめていいものか悩みました。
ただ、このままお勤めしていても、お給料は毎年の少ない昇給のみ。
計算しても計算しても、食いっぱぐれはないけれど、決して人生設計はたてれない状況でした。
老後は自力か、もしくは生活保護かも。。つまり、生かさず殺さず状態。。転職か 残るか。
まよいに迷って、とにかく現状を変えてみようと思って月に1社は面接に行くように心がけました。
海外での転職を少しでも考えている方は、月に一社は面接に練習をかねていかれることをお勧めします。
受かろうと、落ちようと、気にすることはありません。
転職を繰り返すことで給料を上げる
それから、時間は、瞬く間に過ぎ、何度も、何度も、前回よりも少し高い、時には、少し低いスタート地点に立つことを繰り返し、数十社の海外での転職を繰り返してきました。
が、現在は、同じ業界でも、日系の現地企業で働いていた時の3倍強のお給料で働らいています。
それでも、高給取りにはほど遠いお給料ですが、まあ、同じ会社にいたら、今よりも随分と低い給料で働いていたことでしょう。
結論は、現状に不安のある人は、いつでも、履歴書スタンバイ状態でいるべきです。
転職することで自分の価値を知る
勤めあげる美徳もあります。
が、特に海外でのキャリアアップアップは、転職を目指すのが、結局は近道です。
とは言っても、転職か 残るかは、それぞれの立場によっても違うところですね。
ただ、転職と、転職活動は違います。仕事探しのリサーチ、面接をするだけならば、それば個人の自由。
転職活動をすることで、自分の価値を知る事もできます。
海外での転職、迷っていらっしゃる方は、ぜひ転職活動のスタート地点に立ってみてはどうでしょうか。
コメント