コルドバ観光。スペインのアンダルシアのこの街は、様々な宗教が共存したスペインの都市。当時からの街並みや古い伝統がたくさん。
メスキータ大聖堂 Mezquita de Córdoba (Mosque)
この都市に来たならば、かならず訪れたいのが、メスキーター大聖堂。
イスラム教徒の聖堂として建てられ、後にキリスト教の聖堂として建て増し続けられた聖堂です。
1532年、キリスト教徒による征服により、イスラム寺院の内部にキリスト教の大聖堂(カテドラル)が建設されました。、
今回ガイドさんをお願いして見学したこの大聖堂は、美しいだけではなく、なるほど、という見どころがたくさんでした。
最初に立てられたモスク(メスキータ)
アブド・アッラフマーン1世による最初のイスラムモスク部分。
イスラム教の天井
メッカの方向を示している八角形のドーム。
キリスト教 中央礼拝堂バロック様式の祭壇
キリスト教の礼拝向けに建物を改築するため、ゴシック様式でバシリカ式の広い身廊を建設しました。
マホガニー材の聖歌隊の椅子
彫刻自体のみならず、聖画像としても非常に優れた価値を有しています。
メスキータ内の柱には、建造者のサインが施されています。
メスキータ ウェブサイト
ユダヤ人街 フデリア Jewish Quarter (Juderia)
メスキータの北側正面につながる袋小路。突き当りの小さな広場から、大聖堂の塔の素晴らしい眺めが楽しめます。花がたくさん飾られたバルコニーのある白塗りの家が並ぶ、アンダルシアの典型的な通りがユダヤ人街です。
白壁と花々のコントラストが眩しい旧ユダヤ人街
マイモニデス銅像
熱心なユダヤ今日信者で、医療や、哲学など多岐に活躍した賢人です。
花のパティオ
夏は40度を超えるコルドバでは、建物で、影を創るために歩道はせまく、街路樹を植える幅がありませんでした。そこで街の人は壁に花を飾って行きました。
白い壁に青い扉。そして色とりどりの花。鮮やかな眺めです。
ローマ橋とプエンテ門
グアダルキビル川にかかる古代ローマ時代に造られた石造りの橋がローマ橋。
正面にはメスキーター大聖堂。
立派なブエンテ門は、旧市街への入り口です。
優れた軍事的偉業の舞台。街とカラオーラの塔をつなぐこの橋は、アウグストゥス帝の時代に建設されたものだと考えられています。
16のアーチで支えられた全長230mのコルドバのシンボルは、映画のワンシーンのようでした。
コルドバのローマ橋 ウェブサイト
まとめ
いろんな宗教が共存していた、コルドバはどこか寛容な雰囲気を持った街です。
スペイン旅行で、マドリード、グラナダと巡りった後、訪れたのがコルドバの街。
今回は、次のセビリアへの移動途中に、ホテルでの泊まりなしで立ち寄りました。
街中の見所は歩きですぐに移動できます。
まだまだ見たかった場所や、立ち寄り買ったお店がたくさん。
次回は、数日滞在をしながら、ゆっくりと楽しみたいです。
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